11-3.専門的な研究から導き出された評価要素

「主観的人事評価研究から引き出された評価要素」というものがあります。高橋潔氏によると「米英で刊行されている経営学・心理学の専門研究雑誌にとりあげられた215の人事評価にかかわる専門研究をメタ分析し、科学的観点からすれば、どのような人事評価の基準が用いられているかを、経験的に整理した」ものです。メタ分析とは分析結果そのものを分析することです。

 

これによると評価要素は①全般的職務成果、②生産性、③質、④リーダーシップ、⑤コミュニケーション能力、⑥管理能力、⑦努力、⑧対人能力、⑨職務知識、⑩権威の受容・遵守の10要素です。

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