13-1.目標の連鎖

MBOがMBOであるための条件のひとつに「目標の連鎖」ということがあります。これは①個人目標の総和は部門目標に等しくなる、部門目標の総和は全社目標と等しくなる、②全社目標に含まれていることは必ずどこかの部門が担当する、部門目標に含まれていることは必ず誰か個人が担当するということです。

 

たとえば全社で売上高100億円という目標を設定したならば、部門目標の合計値は100億円以上になっていなければなりません。売上高20億円という部門目標を設定したならば、その部門に属する個人目標の合計値は20億円以上になっていなければなりません。部門目標に中期経営計画策定ということがあるならば、社員の誰か(複数人でも良い)がそれを個人目標に掲げていなければなりません。

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