これも面接の例外ですが、指導や注意は人前では行わないことです。指導そのものは懲らしめでも何でもありませんが、人前でされると、された方は「みんな、私が叱られていると思っているんじゃないか」と不安になってしまいます。
恥の効果を利用することは危険です。ヒューストン大学のブレネー・ブラウン教授は「恥は中毒、依存、暴力、攻撃、抑うつ、摂食障害、いじめなどと相関性が高い。(中略)恥が良い行動を導くことを裏付けるデータは何もない。」と言っています。
恥をかかせることの裏返しとして、称賛は人前の方が適しています。
(参考文献)
ブレネー・ブラウン『本当の勇気は「弱さ」を認めること』(2013、サンマーク出版)