面接は候補者の知性やモチベーション、対人能力を評価するうえで最も有効な手段です。
ところが多くの企業は面接について十分な準備や研究を行っておらず、その場しのぎ的な対応をしています。無計画な面接は面接官のおしゃべりに終始したり、単なる訪問に終わったりしてしまいます。
ハーバード・ビジネススクール教授のD・クイン・ミルズは、一般的な面接の要点として次の6つをあげています。
- 面接官の自己紹介、会社・仕事の説明
- 履歴書の内容を確認
- 職歴に関する質問
- 以前の職場における経験と意識・態度に関する質問
- なぜ応募したのか、採用されたらどんな貢献ができるか
- その職務にどのように取り組むか
(『ハーバード流人的資源管理「入門」』ファーストプレス)