39-2.バランスト・スコアカード

では持続的な高業績につながる目標とはどういうものでしょうか。答えのひとつが、以前このページでも少し触れた「バランスト・スコアカード」です。今回はこれについて、より詳しくお話しします。

 

バランスト・スコアカードはハーバードビジネススクール教授であるロバート・S・キャプランと、戦略コンサルタントであるデビッドP・ノートンが提唱しました。高い業績をあげ続けている企業が、どういう尺度で自分たちの業績を管理しているかを調査してまとめたものです。バランスという言葉は長期目標と短期目標のバランス、財務的目標と非財務的目標のバランス、過去と将来のバランス、外部的視点と内部的視点のバランスを表します。

 

彼らが至った結論は、企業は「財務の視点」「顧客の視点」「社内ビジネスプロセスの視点」「学習と成長の視点」という4つの視点で自社の業績を評価するのが望ましいということです。

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