19-4.事実に基づく

フィードバックを、準備をしないで出たとこ勝負でやっている管理者がいます。必然的に内容はあいまいで抽象的なものになってしまいます。たとえば「やるべきことをやっていないじゃないか」というように。このように言われたら、相手はいくらでも反論してきます。しかし「粗利率が〇〇ポイント下がっている」とか「タイムチャージが○○円減っている」とかいう具体的な事実であれば議論の余地がありません。言われた方も冷静に受け止めるだけでなく、解決策まで考えるようになります。事実に基づくフィードバックをするために必要なことは、何をおいても入念な準備です。

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